世の中に存在している競馬予想会社のほとんどが悪徳サイトを運営しており、未だに多くの方が詐欺被害に逢っています。
悪徳サイトの確率は99%とも言われており、競馬の予想を販売している=詐欺と言っても過言ではないほどの無法地帯となっています。
ネット上では「競馬予想会社は悪徳!」と注意喚起をしているサイトも増えてきている為、利用者はかなり減っているとは思いますが、それでも0ではありません。
そこで、この記事では、悪質な競馬予想会社が使う手口について詳しく解説していきたいと思います。基本的にやり口は同じなので、この情報を知っていれば詐欺被害に逢うこともなくなると思うので、是非最後まで読んでみて下さい。
競馬予想会社が使う悪質な手口を紹介
早速ですが、競馬予想会社が利用する悪質な手口について詳しく解説していきたいとおもいます。表面上では違ったやり方にも見えますが、基本的には手口は同じなので、以下で紹介する手口を知っておけば騙される心配も無くなると思います。
サイト内の過大広告
悪質な競馬予想会社のメインの手口として過大広告があります。例えば
「絶対に勝てる!」「年間で回収率200%超え!」
と言ったように、予想を買えば必ず勝てるような文言が多くあります。しかし、競馬に限らず公営ギャンブルに絶対はありません。競走馬も運営陣も騎手も本気で戦っているので、必ず勝てるレースは存在しないのです。
また、回収率200%超えも嘘が99%です。中には大きな的中があった時に大きく回収率が上がることがありますが、それを継続することはほぼ不可能だと思います。
もし本当に回収率200%を実現できる予想が出来るならば、その情報を他の人に売る必要もないと思います。自分の予想だけで十分利益を出すことが出来ますし、他の人に教えることでオッズが下がる可能性もあるので、むしろ誰にも教えたくないと思うのが普通だと思います。
悪質な競馬予想会社はとにかく興味を引くために必死になっているので、どんどん広告が過大となっています。
実はJAROという社団法人の日本広告審査機構は競馬予想会社についてのクレームを扱っていないので、競馬予想会社はやりたい放題行うことが出来るのです。
的中実績の捏造
次に悪質な競馬予想会社で多いのが、的中実績の捏造です。利用者としては、どれくらい当たっているのか、利用する前に確かめたいと思うことがほとんどだと思います。利用するなら出来るだけ大きな当たりを連発しているサイトが良いですよね?
その為、悪質な競馬予想会社では的中実績の捏造が当たり前のように行われています。しかし、見抜くことはとても簡単です。それは、実績がサイトが作ったテキストになっているかどうかを判断することです。
本当に当たっているのなら、的中した馬券の写真や実際にインターネットで購入し、的中した画面の写真などを掲載出来ると思いますが、確実に嘘なので証拠を出すことが出来ないのです。
〇月〇日の〇レースで〇〇円的中!なんていう実績はもはや実績とは呼べませんよね。小学生でも作ることが出来ると思います。
しかも、ちゃんと見てみてると「50万円的中!」と記載されているレースの結果を見ると、三連単でもオッズが100倍くらいだったりします。どういうことかと言うと、三連単に5000円賭けて50万円の的中だったりするのです。
実績が倍率ではなく金額で表示されている時には注意が必要になります。
口コミサイトでの自演
競馬予想会社が運営しているサイトが本当に信用できるのかどうかは、実際に利用してみないと判断することが難しいと思います。そこで便利なのが口コミサイトです。
実際に利用したことがある方の口コミや意見を元に良し悪しを判断することは非常に効率的な方法だと思います。
しかし、現状では競馬予想サイトの口コミはほとんど機能していません。悪徳サイトを運営者が利用者を装って良い書き込みばかりしていたり、ライバルサイトの悪口を書き込んでいることがほとんどです。
さらに、悪徳サイトが口コミサイトを運営しているということも多い為、全く信用できないものになってしまいました。今の状況では、口コミを信用して利用するのはとても危険だと思います。
特定商取引法に基づく表記の偽装
競馬サイトだけではなく、インターネット上で形にならない情報などを販売する時などは、サイト内に特定商取引法に基づく表記が義務付けられています。
運営している会社名や住所、電話番号などの記載が必要になりますが、悪質な競馬予想会社だとこの表記が偽装されています。
詐欺行為を行っている為、利用者に訴えられる可能性が高く、本当の住所や会社名を記載してしまうと面倒なことになるので、偽装していることがほぼ100%となっています。
記載されている会社名を検索しても、よくある会社名で全く競馬に関係しない会社しか出てこなかったり、そもそもヒットしないということもあります。
また、住所をグーグルマップなどでも見ると、到底会社があるようには見えない場所だったり、ボロボロのアパートになっていたりします。
逆に怪しいと思った時には、特定商取引法に基づく表記に記載されている会社名と住所を見るだけで見破れるということもあるので、利用する前に必ず確認するようにしましょう。
サイトをすぐに閉鎖させる
悪質なサイトのやり方としては、過大広告や無料情報、的中実績の捏造などで会員を募って、適当な予想を売りつけ、悪徳サイトだと広まり出して稼げなくなったらすぐに閉鎖させるという方法がメインになります。
今度は、別の悪徳サイトを立ち上げてまた同じ方法で詐欺を行うということが多くあります。その為、長く運営することはほとんどありません。
早ければ半年も経たずにサイトを閉鎖してしまうのです。もし、利用を検討しているサイトが新設されたばかりならば、悪徳の可能性は非常に高いと思います。様子を見てから利用することをおすすめします。
上位プランを勧めてくる
無料の情報に関しても同じですが、低いプランから利用を始めることが多いと思いますが、外れた時には「もっと上のグレードのプランの会員は的中している」と宣伝をしてきます。
しかし、上位プランの人が当たった証拠を見せて欲しいと言っても提供されることはありませんし、上位プランでも的中率は変わりません。
負けた後はどうにかして取り返したいと思う人が多いと思いますが、そこに付け込んで上位プランを推奨してくるのです。話に乗ってしまう人がかなり多いようですが、グレードが上だったとしても予想の内容に差はないですし、当たる保証もないので絶対に利用しない方が良いですね。
競馬関係者や元関係者の存在
悪質なサイトには時折「元競馬関係者Xの予想!」とか「元ジョッキーによる情報」とか、当たる確率が高そうな人物が登場することがありますが、これも99%嘘です。いや100%嘘です。
特に人物をイニシャルで公開しているような時には注意が必要ですね。簡単に捏造することが出来るので、信憑性はゼロに等しいと思います。
また、名前が公開されている時にも、本当に実在しているのか調べる必要はあると思いますよ。
まとめ
今回の記事では悪質な競馬予想会社の手口についてご紹介させていただきました。存在している競馬予想サイトのほとんどが上記の手口に当てはまるのではないでしょうか?
最近では、様々な手法で利用者を騙そうと必死になっていますが、基本的には今回ご紹介した手口を利用していることが多くあります。
何度もご紹介していますが、競馬予想会社の99%は悪質になっているので、サイトを見る時にも記載されている情報を鵜吞みにせず「このサイトも詐欺サイトかもしれない」と常に気を付ける必要があると思います。
意外と簡単に見抜くことは可能なので、的中実績がテキストになっていないか?特定商取引法に基づく表記に嘘はないか?運営を開始して日が浅くないか?この3点を抑えておくだけでも、騙される可能性はかなり低くなると思うので、しっかりと確認を行うようにしましょう!