競馬予想会社のバイト内容は?

競馬予想会社の求人

競馬が大好きで、競馬に携わる仕事に就きたいと思っている方も多いのではないでしょうか?騎手や馬主、調教師なども競馬に関する大きな仕事ではありますが、簡単になることは出来ませんし、競馬新聞や大手サイトで働くことも狭き門となっています。

そこで、競馬予想会社の社員になって、自分の予想で多くの人に貢献したい!と考える人もいらっしゃるかもしれません。まずは、アルバイトからと面接を希望する人も少なくないと思います。

しかし、一つ言えることは競馬の予想会社で働くことはおすすめ出来ません。その理由は悪徳会社の確率が非常に高いからです。

会員を如何に上手く騙してお金を稼ぐのかしか考えていないので、理想とはかけ離れた職場になっていると思います。実際にバイトで入ったものの、ヤバイ会社だと思ってすぐに辞めたという方も多いというのが現状です。

そこで、この記事では競馬予想会社のバイトや業務内容について詳しくご紹介していきたいと思います。競馬予想会社で働いてみたいと思っている方は特に参考にしてみて下さい。

競馬予想会社のバイトについて

まず最初に競馬予想会社で働く方法についてですが、なかなか簡単ではありません。競馬予想サイトに連絡しても取り合ってくれないことが多いですし、運営している会社を探したくても、特定商取引法に基づく表記に記載されている会社が偽装の可能性も高いので、運営元と連絡を取り合うことは難しいのです。

知り合いの紹介とか、出会い系からというのが主なルートになると思います。簡単に連絡が取れてしまうと、利用者から訴えられたり、騙された方が起こって会社に直接来てしまう可能性もあるので、探しだすことは容易ではありません。

しかし、たまに高額収入求人雑誌や、運営会社がバイトを募集していることもあるので探して見ると良いかもしれませんね。おすすめしませんが…。

簡単には働くことが出来ない

競馬予想会社を見つけることが出来ても簡単に働くことは出来ません。その理由は、詐欺を暴露されたり、情報が漏洩することを恐れている為です。

もし採用した人が、騙されたことがある利用者で詐欺を行っている証拠を掴まれるとかなり厄介なことになるので、採用されるには信用を得る必要があります。同じフロアで働くなら、現地に取材に行っていないことも分かりますし、適当に予想をしていることもバレてしまうので、かなり慎重になっていると思います。

その為、主にバイトで雇われるのは社員の知り合いの人や紹介が多くなるのです。どうしても競馬予想会社で働きたいのであれば、知りたいから紹介してもらうのが一番早いかもしれませんね。

給料は時給制が多い

社員になると固定+歩合となることが多いようですが、アルバイトの場合は時給制になることがほとんどです。時給は1000円~1200円と他の業種とそこまで大きな差はないようですね。時間について会社ごとに異なりますが、ある程度自由が利く可能性もあるので、時間に縛られずに働きたい方には合っている可能性もあります。

社員になりサイトの人気が出れば高額な給料をもらうことも出来るようです。特に歩合制度がある会社では、目標金額を超えることで給料を増やしていけるので、モチベーションのアップには繋がりそうですね。しかし、その分だけ多くの方を騙しているということなので、そう考えるとやる気にはなれなそうですが…。

競馬予想会社のバイトの業務内容

サイトの運営や予想は主に社員が行っていることが多く、バイトの段階では競馬には関係ないような雑用がメインになります。ここからは主なバイトの業務内容についてご紹介していきたいと思います。

ダイレクトメールの送付作業

競馬予想会社では未だにダイレクトメールの送付を行っている会社があります。アルバイトはその作業を行うことが多くあります。チラシを三つ折りにして、封筒に入れ、糊付けするという作業を永遠と行っていきます。常にスピードが求められますし、糊付けはかなり丁寧に行うように指示されることもあります。

主に入ったばかりのアルバイトは、このような単調な作業を任されることが多い傾向にありますね。ある程度信用されるまで、サイトには触れないような単調作業ばかりの毎日になると思います。

データ処理

悪徳会社が適当な予想をしているとは言え、的中した方が利用者が増えるので、それなりにデータの収集などを行っています。また、データそのものがサイト運営になっているような時には、データ処理の作業が多くなると思います。

競走馬の前走のデータや、レースの過去のデータなどを細かく作っていきます。時には、社員が予想する時に使うデータを作成することもあります。新たに追加された競走馬のデータや、引退した競走馬のデータ削除なども作業の一つになります。

特に月曜日や火曜日は土日に開催されたレースのデータ処理に追われるようになります。1日で3か所の会場でレースが開催された場合、12レース×3会場で36レース、これを2日間なので全部で72レースあります。さらに、出走した競走馬が平均で15頭だった場合、1050頭分の競走馬のデータを新たに入力する必要があるので、途方もない作業になりますね。

予想メールの送信

社員が予想した予想を、有料情報を購入した会員に送る作業になります。作られた予想をコピーしてメールで送付するだけの単純な作業になりますが、購入したのにも関わらずメールが送られて来ないとか、購入していないのに送付することが無いように気を付ける必要があります。

中には、電話で予想を提供しているサイトもありますが、基本的には登録された自動音声での告知になるので、電話が来たら自動音声に切り替えるという作業になります。

どちらにしろ、かなり単純な作業ではありますが、サイト運営には重要な業務でもあり、ミスは許されないと思います。

電話対応

重要な電話の対応は社員が行うことも多いですが、クレームの対応などもバイトの業務になります。何週も連続で予想が外れた時などは鬼のように電話がかかって来るので精神的に追い詰められることも少なくありません。

上手くなだめて、また情報を買ってくれるように誘導する必要があるので、バイトではなく社員が行うことも多くあります。

また、最初のクレームだけバイトが受けて、有料情報への誘導は社員が行うというケースも多いようですね。利用したことがある方は、途中で対応する人が変わったという経験もあるのではないでしょうか?

メルマガの作成

バイトの歴が長くなり、ある程度慣れ来たらメルマガの作成なども行います。登録されている会員に向けて次にある大きなレースの告知を行っていきます。

「今週の〇〇レースは裏情報の入手あり!」とか「絶対の自信があります!定員は5名までなので購入はお早めに!」というような感じで、会員が情報を購入したくなる文言を考えてメルマガを作成していきます。

また、メルマガを打ち出した後は、問い合わせが多くなるのでその対応も必要になってきます。人気が高いサイトだと打ち出した後に数百件の問い合わせがあるので、出来るだけ短く簡潔に情報を伝える必要があり、情報の言い間違いのミスも許されません。

結局は競馬に関係ない業務が多い

上記のような業務は全て競馬サイトの運営に必要な作業であって、競馬に関係しているとは言えないですよね。競馬が好きな人ほど、業務内容に合わないのではないでしょうか?

実際に会員に提供する予想は、サイトの要でもあるのでアルバイトが行うことは絶対にないでしょう。長く続けていれば、たまに行うことがあるかもしれませんが、それまでに途方もない単純作業を繰り返す必要があります。

まとめ

今回の記事では、競馬予想会社のバイトについて詳しくご紹介していきましたが、参考になりましたでしょうか?

競馬が好きで、競馬で生計を立てたいと思っている方にはおすすめは出来ません。どうしても競馬に携わっていきたいのであれば、ブログを開設してアフィリエイト広告で利益を出したり、自分の予想を動画にしてユーチューバーとして活動をしていく方が良いのではないでしょうか?

最近では趣味の範囲ですが、SNSなどでnoteを利用して予想を販売している方も増えているので、気になる方は是非始めてみて下さいね。